■電気錠、電気ストライク、電磁ロック、自動扉、採風錠等を操作ボタンで操作し、 表示LEDで扉の開閉状態、施解錠状態が確認できます。

■BANーDS2型1台で最大2台の電気錠、電気ストライク、電磁ロック、自動扉 を制御できます。 採風錠は最大4台まで制御できます。(2モード制御の場合のみ)

■電気錠から操作盤への配線を2芯のみ（無極性）で接続することが可能です。 また、接続した電気錠の種類を自動的に判別することができます。

自動判別した電気錠の種類はメモリに記憶され、電源を落としても消えません。 電気錠の接続には対応する2線変換アダプタが必要です。

■電気錠の制御は､A､B､Eの各モードの中からお選びいただけます。 　 2回線を一括制御（同時制御）することも可能です。

　 また、インターロック制御に設定した場合は、UU､LL､UL(LU)の3種のインターロック制御から お選びいただけます。

【インターロック制御】

2枚の扉が同時に開くことがないよう2台の電気錠を制御します。

・UUモード：

　 解錠基本型のインターロック制御です。 　 扉はハンドル操作だけで開けることができます。

※両扉同時に開扉操作した場合は、両扉とも開きます。確実に片側の扉を施錠状態にしたい場合は LLモードをご使用ください。

・LLモード：

　 施錠基本型のインターロック制御です。 　 扉はテンキー、カードリーダ、操作表示器などを使用して解錠します。

・UL(LU)モード：

　 片方の扉は解錠基本型、もう片方の扉は施錠基本型のインターロック制御です。 　 施錠基本型の扉はテンキー、カードリーダ、操作表示器などを使用して解錠します。

　　　　　　　　 ■1回線につき、2線式操作表示器SSPーGシリーズを最大3台まで、 　６線式操作表示器SWPーCシリーズまたはSSPーCシリーズを最大5台まで接続できます。

■インターホンやタイマー、火災報知設備等の外部入力（無電圧接点）により電気錠を制御できます。 ■JEMーA端子を備えていますので、HAシステムとの接続が容易にできます。

■警報・異常（こじ開け、断線等）が発生した場合は、その内容を盤面の状態表示LEDで知らせます。 　 ブザーを備えていますので、ブザー音で知らせることも可能です。

　（設定によりブザー鳴動有無を選択可能）オプション基板を利用して警報出力（無電圧c接点）を出すこともできます。

■設定により、操作盤のボタン操作を無効にすることができます。

　 EPS等共用スペースに設置する場合、不用意に電気錠が操作されることを防止できます。 ■オプション基板により、機能を拡張することができます。

　　　　　 【オプション基板】

BANーD･RO：

施解錠信号、扉開閉信号、警報信号を出力（無電圧c接点）するための基板です。 1回線につき1枚、合計2枚まで内蔵可能です。BANーY･ROとの併用はできません。

BANーD･BAT：

停電補償機能を追加する為のバッテリーユニットです。バッテリーユニット1台で2回線の停電補償が可能です。 停電補償時間：1回線のみ利用時30分、2回線利用時15分バッテリーは消耗品ですので5年を目安に交換してください。 上記停電時間を補償するには2年毎の交換を推奨します。BANーD･TKUとの併用はできません。

BANーD･TKU：

マジカルテンキー操作器（TKUー002・D）を接続するための基板（制御器）です。 1回線分のみ内蔵可能です。BANーD･BATとの併用はできません。テンキーを2回線使用したい場合、 バッテリーと併用したい場合は、オプションボックスBANーOPTK（TK）をご利用ください。

BANーD･485：

安心門番統合版ソフトVer.1SFACーU01で管理する場合に、管理パソコンと接続するための通信基板です。